昨今注目されるシーティング技術。評価から介入さらに保険点数請求における基準など多角的に情報をリサーチしてまいります。なお、予測も含まれるのでその点はご了承ください。

シーティングとは何を指すのか?

※いずれも、団体や個人による定義です。

光野有次氏 吉川和徳氏『シーティング入門?座位姿勢評価から車いす適合調整まで?』中央法規出版より

シーティングとは、ヒトの座位姿勢と、それを重力空間上で保持するための用具で構成される概念である。ヒトが椅子や(車)いすなどに座った状態を身体的・社会的に最適化することによって、(車)いす使用者の生活の質を向上させることを目的に、医療や保健・福祉・工学などさまざまな立場から提供される技術や活動の総体である。

車椅子シーティング協会

 主に障害者や高齢者を対象とし、食事や休息など人が必要とする日々の動作や、就学や就労やスポーツなどの社会活動を実現するために、おのおのの座位姿勢を最適化するアプローチを、私たちは「シーティング」と呼びます。


首都大学東京 准教授 木之瀬 隆氏

 シーティング技術は利用者の椅子・車椅子上で目的に合わせた座位保持を行うことで、自立的生活を支援し、介護負担の軽減を図る欧米より導入された技術


一般財団法人日本車椅子シーティング財団 理事 日本シーティング・コンサルタント協会 理事長 木之瀬 隆氏 一般財団法人日本車椅子シーティング財団 代表理事 廣瀬秀行氏

 発達障害児・者や障害者、高齢者が椅子・車いす、叉は座位保持装置を適切に活用し自立的生活を築くための支援と二次障害の予防、介護者の負担を軽減する技術


「疾患別リハビリテーション料」における「シーティング」(平成29年7月28日疑義解釈通知)


目的:車椅子や座位保持装置上の適切な姿勢保持や褥瘡予防のため、
要件:患者の体幹 機能や座位保持機能を評価した上で
内容:体圧分散やサポートのためのクッションや付属品の選定や調整を行うことをいう

医療機関内での作業を対象としているためか、「車椅子そのもの選定」は入っていない。あるいは「車椅子そのもの調整」も入っていない。
しかし診療報酬の枠を外せば、「シーティング」に『車椅子そのものの選定や調整』が入るのは当然のことと思われる。
?医療機関内で、『使用すしている車椅子の機種変更を行い、フットサポート高や背張り具合などを調整した』際には、疾患別リハとしては請求できない?

編集者(大渕)が考える定義(案)

 車椅子上の姿勢の安定性と動作の容易さ、および身体生理機能がより望ましい状態になるように、車椅子と身体の間の適合を図る技術。広義には、調整済みの車椅子に適切に座らせる技術や車椅子使用場面に応じて車椅子上での姿勢変換を促す技術も含む。

このページへのコメント

個人的には「生理機能」って単語が入ってなきゃ嫌だぁ(TT) 呼吸、筋緊張、血圧、消化吸収排泄(便秘残尿)、、

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Posted by 大渕 2017年10月07日(土) 11:51:12 返信

ある意味言ったもん勝ちですからね
どの定義が最初に広まるか・・・って感じ(笑)
 
まぁ、言わんとするところはどれも似たり寄ったりだったりしてるわけですが、こうもバラバラとは思いもしませんでした・・・(^^ゞ

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Posted by  kenchiro kenchiro 2017年10月07日(土) 09:52:10 返信

あらためてまとめてみて、とてもおもしろい情報だと思いました。

今後も新しい情報を含め、整理してまいります。
みなさま忌憚ないご意見をお寄せください。

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Posted by 田中 2017年10月05日(木) 18:08:44 返信

なんかおいらの定義、シンプルかつ本質突いてて、良くね?今までセミナー時間内でダラダラしゃべってたことだしね。今度からセミナー資料に入れちまおう。

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Posted by 大渕 2017年10月05日(木) 11:37:48 返信

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